【考察その1】
今週の中頃ではQQQの単価が@USD194を超えるなど、高騰したように思えましたが、週末は少し価格が下がりました。
今週は、イラン・イスラム共和国によるホルムズ海峡での英国タンカー拿捕などの国際情勢や、世界各地での異常気象等、良くない意味での出来事が多くありました。株価の乱高下は、こういった要因が引き越した、との考え方も、否定できないように思えます。
とはいうものの、インデックス投資に則る立場からすれば、雨が降ろうと槍が降ろうと、QQQ、VTI、VOO、DIAといった、銘柄をしかとホールドしつつ、折を見て買い増しする、という手法以外、ありえません。
但し、個人的には、会社設立準備のため、手持ちの資金を買い増しに使用できないのが、ツラいところなのではありますが。とほほ….。
気象庁のウェブサイトに「異常気象」のページが常設されていること自体、驚きです。
画像や動画でのほうが、より切迫感や臨場感が伝わるかもしれません。
【考察その2】
あくまでも、個人的な印象なのですが。
最近、QQQの単価の上下変動のレンジが少なくなった気がします。以前(半年程前まで、かな?)は、一日のレンジでの値動きがもっと激しかった気が。
所謂「情報技術(Information Technology, IT)」「モノのインターネット(Internet of Things, IoT)」といったものは、ここ10年間で、水道・電気・ガスといったライフラインと同列に扱われてきている気がします。「人間の生存に必要なモノ」とまでは言えないかもしれませんが、いわば「人間の生活に必要不可欠なモノ/技術」になりつつあると。
実際、今の私と同様、非常に多くの人達が、iphoneやアンドロイドスマホを使いつつ、googleで検索し、SNSで友人・家族・知り合いと写真やテキストを投稿しあい、場合によってはブログを作ってネット上に公開し、仕事場ではWordで書類を作って、Accessでデータを蓄積し、Excelでデータを解析し、Power Pointで発表しているだけでなく、こういったやり方が世界のどこでもごく普通に行われてすらいます。その意味で、2000年代のITバブルのころと違い、(投資ではなく)投機の対象から次第に外れつつあるのでは、と考えます。
実際、(投資ではなく)投機をしたい人や投資会社は、インデックス投資ではなく、むしろ仮想通貨やFXに興味を持つのではないかな。
「大きく値下がったときを狙って、一気に大量に買い漁る」というスタイルが難しくなるかもしれませんが、インデックス投資家の立場からすれば、大局的に見れば、良い傾向なのではないかなと。
以上